
全国トラック交通共済協同組合連合会(略称 交協連)は、
15のトラック交通共済協同組合を会員とする全国団体です。
交協連は、会員を通してトラック運送事業者と一緒に自動車事故の
防止に全力を注ぎ、不幸にして事故が起きた場合には、迅速かつ
公正な被害者の救済を目的とする組織であり、昭和47年、運輸大臣
の認可を得て設立されました。
以来、会員の行う交通共済を対象に危険分散のため再共済事業を実施している他、交通事故防止事業、会員の職員の研修、会員の業務及び会計に対する指導・監査等を実施しています。
設立後約30年の歴史を経て、平成13年3月28日には、国土交通大臣の認可を受けて、自動車損害賠償責任共済事業に参入いたしました。これで、各損害保険会社と同様、強制保険(共済)と任意の保険(共済)を一貫して営む事ができるようになり、被害者の迅速な救済とトラック運送事業者の利便性の向上を図っております。
また、中小企業等協同組合法、保険法、金融・ADRなどに適切に対応し、契約者・被害者の一層の保護を図るとともに健全な事業運営に努めております。
現在、トラック交通共済協同組合を取巻く環境は、労働力確保の困難等多くの課題を抱えております。
このような情勢の中にありながら、傘下15会員は、交協連を中心に一致結束して、自動車事故の防止と交通事故の被害者救済に全力を傾け、人にやさしい車社会の実現を目指し、これからも頑張って参ります。
全国トラック交通共済協同組合連合会
会長 千原 武美
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